長野県北安曇郡に位置する白馬村はスキーのメッカとして知られています。白馬村を含む周辺一帯は降雪量が非常に多く特別豪雪地帯に指定されていることもあり、現在10か所のゲレンデが営業しています。白馬エリアに共通する特徴はサラサラのパウダースノーで、その雪質から長野オリンピックの開催地となったほどです。更に、ゲレンデのオープンからクローズまでの営業期間が長いことでも知られており、スキー客はもちろんスノーボードなど多くのウインタースポーツ客の人気を集めています。

また、白馬は北アルプスの麓にあるため、山頂近くにある上級者向けの傾斜度が厳しいコースから、麓近くの傾斜が緩やかな初心者向けコースまでありますので、グループや家族で出かけても技量に応じて楽しむことができるのが魅力です。日本ではごくわずかなゲレンデでしか体験できない、ヘリコプターを使って山頂まで行き、そこから滑り降りる「ヘリスキー」ができることも大きな魅力です。白馬は温泉でも広く知られており、アルカリ性温泉や炭酸水素塩温泉など泉質の違う温泉が豊富なので、スキーで冷えた体を温めるにも最適です。ゲレンデ周辺には複数の温泉ホテルがありますので、ウインタースポーツと温泉の両方を楽しむことができるのも人気のひとつです。

首都圏からのアクセス方法は、関越道から上信越道のコースと中央道から長野道の2通りがありますが、何れも4時間未満で行くことができるため比較的手軽に行くことができます。